私の体重の推移
学生の頃から太りがちで、油断するとすぐに体重が増えてしまう私も、20代のうちは、若さもあって、なんとか50kg台をキープしていました。
20代→50kg台
ところが、忘れもしない30歳の誕生日を境に、急激に体重が増え始め、32歳で結婚した時には、体重は60kgを突破。
30代→60kg台
本格的に妊活を始めた30代半ばには、見るからに肥満で、クリニックで減量を指導される始末。
そしてダイエットに取り組んでも、びくともしないまま40代を迎え、70kgの大台を突破。
40歳→70kg前後
そこからなんとか65kgに落ちたところで、妊娠となりました。
テレビで見るような女性芸人さんも、ふくよかな体型で妊娠していたりしますよね。そう考えると
肥満だから妊娠できない
これは、どうやら違うようです。でも、本題はここからです。
肥満で妊活したらこうなるかもしれない
肥満の人は、普通の体型の人と比べて
妊活期間が長くなる
という報告があります。随分前の調査ですが、最近、アジア人での調査もあり、同じ結果になっています。
ちなみに、妊娠しやすいのはこの範囲内。
BMI値18.5~22.9
私の場合、本格的に妊活を始めたのは35歳の誕生日からなので、妊娠までに7年もかかったことになります。
肥満で妊娠したら危険がいっぱい
ハイリスク妊婦という言葉があります。私は40代で肥満だったので
超ハイリスク妊婦
でした。ハイリスク妊婦は、街の小さな産婦人科では、受け入れてもらえなかったりします。ハイリスクだから、、。
妊娠糖尿病や妊娠高血圧などの合併症のリスクが高くて、ママになる女性だけではなく、うまれてくる赤ちゃんにも影響する可能性があります。
私はなんとか難を免れましたが、食事面で気を抜いていたら、どうなっていたかわかりません。
肥満で出産したらこうなった
数字を変えて、体重の変化をイメージしてみてください。
今65kgだとします。妊娠中に15kg増えた場合、出産直前には80kg。出産で5kg減ったとしても、75kgです。
さらに、自分の体重+3kg~15kgの子を抱っこする必要が出てきます。そうすると、75kg+10kgとしても、85kgもの重さをヒザで支えることになり
膝や腰がやられます
実際に今、私はヒザの故障に悩まされています。スポーツ選手でもないのに、肥満で妊娠したからこうなりました。
減量は今だからできる!
妊活をしていても、なかなか上手くいかないと、だんだん「自分が妊娠する」ことを想像できなくなってしまいます。でも妊娠は
予想外のタイミング
でやってきます。妊娠すると、そこからダイエットをしたくても、無茶なことは絶対できません。流産のリスクが高くなるからです。
もしも今妊活中で、痩せなくちゃ、、という気持ちがあるなら、私を反面教師にしてください。
妊娠してからではなく、妊活中に減量する方が、より良い影響がある
と言われています。先の事を見据えて、健康的に妊活したいですね!